思い出とは

2016年8月5日

幼少のころ、両親にたくさんの場所に連れていってもらった。

海水浴にキャンプ、ほかの県のおもしろい場所。

 

 

 

たくさんの場所を訪れた。

 

 

 

僕はテーマパークよりも専らアウトドア派。

 

壮大な海や山にときめく子どもだった。

 

 

 

出発前に寄るホームセンターも、もちろん楽しみのひとつ。

キャンプ用品売り場などに売ってあるテントや木炭を見るだけで、これから始まる旅路の景色やBBQを想像して胸が躍った。

 

 

 

それでも、その売り場でひとつだけきらいなものがあった。

それは売り場のアナウンス。

 

 

軽快な音楽に合わせて何度も繰り返される、

 

 

 

 

「ぜひ、この夏のすてきな思い出作りに〜」という言葉だ。

 

 

 

 

そのアナウンスを聴くと、なんとも言えない悲しい気分になってしまう。

 

 

 

 

 

すてきな思い出って、「作ら」ないとできないのかな。

何か特別なことをして、わざわざ「作ら」ないとできないものなのかな。

 

 

 

 

 

アナウンスを聴くたび、そんな疑問が浮かびあがる。

 

 

すてきな思い出って、きっとそうじゃない。

 

 

 

みんなで車に乗って話したこと、行きしなの音楽、服にこぼしたジュース、全部ぜんぶすてきな思い出となって、海や山にも負けないくらいの記憶となる。

 

 

 

 

思い出は、わざわざ「作る」ものじゃない。

きっと「できていく」ものだ。

 

 

 

 

 

もちろん、「そんな意味で言っているのではないだろう」と思う人もいるだろう。

だけどその言葉がそのころより、今でもすごく苦手なのだ。

 

 

 

 

気に留めず、聞き流す事もできただろう。

でも幼いころの僕の耳がそれを許さなかったということ、現在の僕にも色濃く残っているということはきっと大切な疑問だったのかも。

 

 

 

 

そのおかげで、今はよりたくさんの空気や匂いを感じられているのかも知れない。

 

 

 

 

 

幼いころから何度も旅行で訪れた鳥取の地。

その海をながめて、そんなことがふとよぎったのでありました。

コメント

  1. KOIKE より:

    『言葉』て、ホントに難しいですよね。
    日々思います。
    無意識的にも、些細な言葉が記憶に残る質なので、
    とても大切に感じています。
    慎重になり過ぎて肩が凝るのは嫌だけれど、
    でも『きちんと伝えられる言葉』を選べる人になりたいです。

    ちなみに、『食堂黒猫』での
    『悲しいとか、苦しいって思いも、
    せっかく湧いてくれた感情だから
    大切に受け止める』
    主旨の言葉も、刻まれました☆

    • yofukashibiyori より:

      そうですね。
      使い方次第でどうにでもなってしまうものですから人へ向けての言葉は特に気をつけたいですね。
      うれしいです、ありがとうございます。

  2. 大塚仁己 より:

    ケイジ君の歌声が岡山に全国に響きますように、楽しみにしています!

    • yofukashibiyori より:

      ありがとうございます、 これからも応援よろしくお願いいたします!

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